NBA Top Shotの使い方を解説

NBA Top Shotの使い方を解説

NBA Top Shotを始めたい人に向けて解説ページを作りたいと思い始めました。

買うと損?【振り返り】Throwdowns Series 2のRare Packについて

NBA Top Shotで新たなRarePackDropが実施されました。今回のPackDropでは今まで起きていなかったことが起きましたので、解説します。

nbatopshot.com

 

Throwdowns Series 2のRare Packについて

こちらのPackDropが先日実施されました。

詳しい内容はこちらになります。

 

nbatopshot.hatenablog.com

 

今までのPack Dropについて

NBA Top Shotが今まで盛り上がりを見せていた一因として、Packを購入できさえすれば、それをすぐにMarketplaceで売却することで、簡単に利益を出せていたということがあります。

 

ただ、この状態は、この状態で問題があり、転売目的でPackを購入する人(通称、Flipper)が大量に発生しており、純粋にNBA Top ShotのMomentをコレクションしたいという人(通称、Collector)を侵害しているとも言われておりました。

 

とはいえ、Packを購入する=即利益が出せる、のであれば、Flipperがいなくなることはなく、PackDropの度に、Packを購入するための高倍率の競争がありました。

 

nbatopshot.hatenablog.com

 

 

今までのPackDropとの違い

それが、今回のPackDropは今までのPackDropと異なることが起きました。

それは、このPackを購入するための金額(=$149)に比べて、入手できるMomentの市場価格の総和が明らかに低い可能性が、極めて高かったのです。

つまり、このRare Packを購入すると、Marketplaceでの市場価格を基準にすると、金額的に損をする可能性が高かったということです。

 

具体的には?

実際、どのような状況だったかということについて、TwitterでGreg Murrayさんがまとめて頂いておりますので、こちらをご紹介させて頂きたいと思います。

 

Gregさんは、以下のような点をお伝え頂いてます。

最初の24時間で下記のことが起こりました。

・販売された76,000Packのうち72,600Packが開かれました。

・その中のThrowdownsのMoment 7,900個がMarketplaceで売買されました。

・売買の中央値は$100です。

 

この時点で、Packの購入価格である$149に届かない可能性が高いことがわかります。というのも、このPackに内包されているMomentは、ThrowdownsのMoment1つとBase set series2のMomentが5つだからです。現状、Base set series2のMomentの多くが$4ほどで取引されています。

 

さらにGregさんは、以下のように分析しています。

・Packの中身全てを24時間以内に売却した人は372人

・その売却価格の中央値は$116

・さらに分解すると、372人の内、98人が$149以上での売却に成功しています

・つまり、残りの274人は原価割れしており、その売却額の平均は$103です。

 

どの選手のMomentを引けるとよかったかといいますと、

 当たり(金額は中央値)

 ・$304 Anthony Edwards (559 sales)
 ・$280 Zion Williamson (329 sales)
 ・$209 Ja Morant (386 sales)

 

逆に市場価格が低いMomentはといいますと、

 はずれ(金額は中央値)

 ・$71 Edmond Sumner (158 sales)
 ・$69 Chimezie Metu (176 sales)
 ・$67 Will Barton (140 sales)

 

相対的に市場価格が高い選手の方が多く売却されています。心理的に、利益を出せるMomentは売りやすく、売却しても損だとわかるMomentは売りにくいのかもしれません。これを踏まえると、実質、損をしている人は上記でGregさんが記載している割合よりもさらに若干高い可能性があると思います。

 

nbatopshot.hatenablog.com

 

総括

今回のPackDropは運良く購入できたとしても、原価割れの可能性が高く、結局、後日MarketplaceでそれらのMomentを購入した方が安く済む可能性が高かったです。

そして、この状況が一過性のものなのか、今後も続くのかという点は注視しないといけないと思います。

最近の傾向でいいますと、日を追うごとにMarketplaceでのMomentの価格が下落していますので今後のPackDropでも原価割れする可能性は十分にありえると思います。

 

ただ、もちろん、若いシリアルナンバーを引けたり、背番号と同じシリアルナンバーを引けたりする可能性もあり、それらを引けば、市場価格よりもはるかに高額で取引が可能になります。その可能性にかけて、Packを購入するという考えもあると思います。

 

そうでなければ、欲しいMomentがあれば、Packを購入せずに、Marketplaceで購入するのが、現状では良さそうです。

 

nbatopshot.hatenablog.com

 

以上、前回のPackDropの振り返りでした!